キャリブレーションの必要性や査定への影響について

 

あらゆる測定機器はテストをする上で正しい性能を維持できていなければ、ユーザーが安心して使えるモノ作りや正しい計測結果を得ることはできません。

どんなものでも扱っている以上は次第に精度にズレが出てきてしまいます。それを本来性能に戻すためキャリブレーションを行う必要があるわけです。

アナログなものから最新鋭の機器まで使う人全てが校正を必ずしなければいけないという義務はありません。

ただし、ISO認証を受けた事業所に置かれる測定に関する機器については定期的な実施を義務付けられいます。

キャリブレーションサービスはメーカーをはじめ、それを専門に行う請け負う業者さんがいます。

料金や納期に違いがあり、都合にあったところを選ぶのが一般的となっています。

 

キャリブレーションと修理は別もの

電子測定器に特にあてはまることになりますが、繊細で精密なものが多い計測で使われる機材は使い方や環境によってはすぐに故障することもあります。

その症状によっては最悪直すことが不可能なこともあり、手放す以外には選択がなくなってしまうケースもあります。

それを予防するためにも校正を行う必要性があるわけです。

管理を徹底しているところでは次の検査に出すまでの間にキャリブレーションキットやテスト機能を使って動作に問題がないかチェックを行うことを日々義務づけているほどです。

 

壊れた機器の有価性について

修復不可能と判断されて返された計測機材は捨ててしまうしかないというのがいままでの流れでした。

測定器は非常に高価ですが、直せないと判断されてしまってはユーザーは手の施しようがありません。

そこで当店では壊れていても必要としている方々への架け橋になるべく、修理不能・故障しているお品物の買取ご相談も承っております。

個体によってお取扱が出来ないものもありますが、多くは高額査定に繋げることができお客様からご好評いただいております。

 

キャリブレーションの有無による買取価格への影響

期限が切れてしまっていても最新の測定機器についてはマイナスの評価になったり、査定価格を大きく下がることはないでしょう。

ですが年数が経ったモノで過去に一度も校正などの調整が行われていない個体は買取上限の金額になることは難しいといえます。

 

キャリブレーションキットの単体での買取もしております。

ネットワークアナライザーなどを代表としたそれに付随しているキットだけでも有価性があります。

アジレント、HP系のものは経年によってケースの緩衝材が劣化してボロボロになり見た目の悪さから売れないと思われがちですがまったく問題ありません。

またキット内の欠品があったとしても買取が可能です。

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